過去に翻り、跳ね除けられる
担当はみーくん。
なんとなく身体を動かしたい衝動に駆られ散歩に耽る。どこまで歩くか決めないと帰ってこれない気がしたので記憶を辿りそれらしいポイントを探す。
そうして、ふっと脳裏によぎったのは通っていた保育園の近くにあるでかいクスノキだ。中々の雰囲気を持ったクスノキで幼少期の記憶ながら鮮明に思い出すことができる。
「よし!行ってみよう」
とぷらぷら歩いて行くと
こんな事あるのか(笑)
丁度私の思い出深いクスノキはバッサリ逝かれた後だった。
クスノキだけでなく、周囲の景色も記憶とは少し違う。私の背や歩幅が大きくなったのもあるが、根本的に無かったものがあったりと時の流れを感じる。
こうも印象深いものやその他記憶の断片を弄られると、残念な思いでいっぱいだ。