他人三世代

マンションに住んでます。

引用させていただきます

今敏総監督の「妄想代理人」鑑賞。

 

総監督と書くと仰ぎすぎなんじゃないかと思われるが(実際そう)妄想代理人においては監督ではなく総監督というポジションで関わっていたらしい。

特に印象に残っているのは、最終話で猪狩がブチ切れて「記号の町」をバットでたたき割っていくシーンだ。かっこよすぎる。

そのシーンで流れるかっこよい音楽は、「妄想代理人」オリジナルサウンドトラックには入っていない、平沢さんのソロから「Kingdom」。名曲である。
「Kingdom」には2つのバージョンがあり、5thソロアルバム「SimCity」(1995年)に収録されたのが最初で、そして 「SWITCHED ON LOTUS」にリメイクが収録されている。いずれも素晴らしいが、最終話で使用されたのはこのリメイク版のカラオケバージョンらしい。
 アルバム「SWITCHED ON LOTUS」は「他界した9人のカトゥーイ達への追悼アルバム」と銘打たれている。公式ウェブサイトに掲載されていた解説を引用させていただく。

平沢の音楽製作に多大な影響を及ぼしたタイランドのカトゥーイ(ニューハーフ)達。平沢と交流のあった9名ものカトゥーイ達が、わずか数年の間に亡くなりました。このアルバムは、亡くなった9名のための追悼アルバムです。
タイ・カトゥーイの影響を特に強く受けて作られたアルバム「SIM CITY」「SIREN」からの曲を中心に、大幅にリメイク新録音される作品と、書き下ろし2曲を含む10曲入りフルアルバムです。

 

最高のアルバムだ。

 平沢進「SWITCHED ON LOTUS」CHTE-0028 \3000(tax in)