パンナコッタと黒いもの
最近パンナコッタ作りに励んでいる。
きっかけはこのご時世というのもあるが、うちの誰かが言い出したものと思われる。
「パンナコッタ食べたい、作ってや」
「なんだよそれ」
という流れだったと、私の覚束ない記憶が言っている。
知らない人に説明すると、パンナコッタとは見かけからしてもプリンそのものだ。(そのものじゃない)
触感がプリンに似ており作りがシンプルな故、味のバリエーションも効く点が好ましい。
ほうじ茶、チョコレート、紅茶と食したがどれも美味であった。
しかし、紅茶味のパンナコッタを作る際には難儀した。
紅茶味のトッピングとしてカラメルソースを作ろうと思ったのだが、どういう具合かあっという間に煙が上がり黒いキャンディーになってしまう(笑)
再度チャレンジするも出来たのは黒くないキャンディー。
なんてこった……(おやじ臭いぞやめておけ)
キャンディーに微量のお湯を足すとカラメルソースになると知ったのは、黒いものを処理した翌日のことだった。
どこがシンプルなんだか。