妄想1
6月2日㈫
11時過ぎ起床。雲り。
朝御飯は新たに開拓した居酒屋の定食。イワシの生姜煮とみそ汁が美味い。
怪我をしてリライトをやめてから、何をやってもつまらない。面白くない。今日その状態が極致となり、気づけば雲を見ていた。やばいな。
ゲームもYouTubeも漫画も小説も映画も面倒。すべてつまらない。後は寝るしかないのだが、1週間カフェインを抜いていたためか、昼に飲んだコーヒーが猛威を振るって寝ることさえ許さない。暇だ。
力を振り絞り見たい映画がないか、ないだろうと思いながら、Amazonプライムを漁るが、やはりない。「なぜ観たいものがないか」とため息をつき、自分で観たいものを考えることに、これぞ「自産自消」だ。
「どうせ楽しむ人は自分しかいない、自分の都合のいい話にしよう」とコンセプトを定める。
「観るだけで、やる気を起こす話し」
素晴らしい(笑)
そんな話しがあればぜひ見たい。
しかし、そんな話しは思いつかないので、「どんな状況に陥れば私のやる気は起こるか」という風に、物語らしく妄想することに。
そのため主人公は私だ。
設定は物書き、それも素人だが、全くやる気が起きず、書きかけの本を放ってぼーっとする日々を延々送っている二十歳過ぎの男……
私だ(笑)
話しの流れでぱっと思いつくのは2つ。
1つはウッディ・アレンの映画で見覚えがある、というかそこから出てきたそっくりさんなので今回はパスしてもう1つの案とする。
次回に続く