観劇デイ
担当はみーくん。
初稿も上がり、現在はリライトに入る準備を進めている。
そして本日は某作品を観劇。
久し振りの観劇、いつ振りだろう。
観劇をしている際に、現在書いている作品に活かせそうなもの、見ている最中のお客さんのリアクション等、劇中で使えそうな物を思いつく。
ちゃんと見ろよ。
観終わった感想としては、役者はいいんだけど、脚本がなぁという印象。
出演している役者さんは、舞台出で現在も映画やドラマの第一線で活躍されているだけあって、安定感があり見やすい印象。
個人的には脚本が好みではなかった。
出来事だけ連なり、そこには因果関係がない。
そのためお客さんからすれば、目の前で何が起こっているのか? という疑問符ばかりが浮かび、中々ストーリーを追いたくても追えない話になっていった。
なぜ、今作を観劇しようと思ったかと言えば、事の発端は今作を見た観客が放った言葉にある。
「会いたくても会えない恋人を、時代や年齢や性別をも超え追いかける話、まるで『千年女優』のような物語だった」
観に行くしかないでしょ。
単純なやつ。
しかし結果は骨格のこの字こそ似ているものの、思ったものとは違うものだった。
まぁ、向こうもそんなつもりなく作っているだろうから別に良いんだけど。
それに今では、似た骨格を持つ物語を比較すること自体はとてもよい勉強になったので観劇して良かったと思っている。
さて、今は三鷹のドトールでこの文を打っている訳だが、なんとこの後も観劇する予定になっている。
一日に二作も観劇って、本当に高校生振りだろうか。
招待ゆえ無料で観れる訳だが、なんと幾ら調べてもその作品の前情報が出てこない。作・演出を誰が担っているか、公演時間までも不明だ。
どの役者が出演するかだけは告知されているのだが、それでいいのか?
不安が募り、果たして本当に公演されているのかさえ疑問に思い始めたため一足先に最寄りへ行き、劇場を視察しに行く。
そこには私が見る予定の劇団名が載ったポスターが貼られており
「おっ!やってるやってる!」
と、当たり前のことを呟いてしまう。
しかし目の前の看板に載った、ある情報に目が釘付けになる。
「上映予定時間110分」
だ、大丈夫なのか本当に?
劇場に貼られたどのポスターにも、やはり作・演出・原作等の文字は見られず…視察の結果、作家不明・公演時間約2時間の演劇を見ることが分かった。
長くなって申し訳ないが、2時間の劇が嫌なわけじゃない。本日は昼夜二公演の上演予定らしいのだが、なんと昼の部の上演予定時間は「90分」なのだ。
?
もちろんタイトルは同じ。
打ち込みミス? と思うほどに疑問符で頭が埋め尽くされる。
えーい、疑問符よォォつらぬけぇぇぇ波ァァァ!!!!!
ワクワクすっぞ。