『鬼滅の刃』が熱い
担当はみーくん
今、『鬼滅の刃』が熱い。
元々周囲の人間から
「まだ読んでないの?」
「いやー泥沼だよね」
等等々。その評判の良さは耳に入っていた。
また演出家の末満健一さんが、鬼滅の刃の舞台化において、脚本・演出を担当することことも知っていたため、作品自体は認知していた。
それでも見る優先順位は上がらず、鬼滅の刃を「見てみたい」という純粋な気持ちだけが何処ぞにあるまま生活を送っていた。
その悶々とした状態を破ったのは、急なうちぴの一言。
「今から鬼滅の刃見るんだー」
編集作業に取り掛かろうと作業部屋に向いていた私の足は、直ちにリビングに翻り
「じゃあ一話だけ」
と、見始めたのが0時過ぎ。
そして、気づけば時刻は4時を回ろうとしていた。
恐るべし鬼滅の刃。
アクションシーンの多さからモノローグの多用が目立つが、それを逆手に取って上手くコメディーに昇華している辺りが演出の妙だ。
また一話から主人公の「大きな目標」とそれに向かうための「小さな目標」が定まる王道構成になっており、「続きが見たい」と思わされてしまう。
特に魅力的だな感じたのは鬼滅の「世界観」だ。
時代背景は大正時代であり、原風景のままの郊外と、近代化が進みつつある都市部が同居したような時代だ。そこに夜な夜な人間を襲う「鬼」の存在が明かされていき、それを滅する「鬼滅隊」との対立関係が描かれていく。
日本の原風景が個人的には好みなようで、『蟲師』なんかも好きな作品の一つだ。
原風景そのものが「非日常」であるため、作品との相性が良いんだろう。
舞台が楽しみだな。
チケット当たってくれ(笑)